新緑とアンスリュウム

桜も散り、フジの花もまるで駆け足の様にさっていった。

去年刈り込んだ樹も、枝葉を伸ばさないまま花をつけている。 自然は、その形態で私たちに何かシグナルを送っている様だ。

これと言った目立つ花のない季節。

産直道の駅で見つけた柔らかいピンクのアンスリュウムを買っては見たものの、あれこれ思案の結果、庭の新緑と合わせて生けました。f:id:toyokoyasou:20230503105143j:image

春風を聴く

 

木瓜の花は終わろうとしています。

春を惜しむように。

木瓜の枝は弄るなと、昔、恩師に叱られたことがあります。

あるがままに、一枝をヒョイと放り込んで生けられたらと。

思うにまかせぬ人の道、華の道も変わらぬ試行錯誤にもがいています。f:id:toyokoyasou:20230314165813j:imagef:id:toyokoyasou:20230314165847j:imagef:id:toyokoyasou:20230314165913j:image

待ち侘びる春の到来

シンピジュウムとピンクのかすみ草、米柳を取り合わせ、華やかな春を連想させる花を生けました。f:id:toyokoyasou:20230307140229j:image

庭の紅梅、一枝が天地人の流儀花をかたどっていました。f:id:toyokoyasou:20230307140432j:image

残りの花材で、庭の一ツ葉の面白い形をいけ合わせてみました。f:id:toyokoyasou:20230307140610j:image