2023-01-01から1年間の記事一覧

新緑とアンスリュウム

桜も散り、フジの花もまるで駆け足の様にさっていった。 去年刈り込んだ樹も、枝葉を伸ばさないまま花をつけている。 自然は、その形態で私たちに何かシグナルを送っている様だ。 これと言った目立つ花のない季節。 産直道の駅で見つけた柔らかいピンクのアン…

花に対いて

かたちこそ深山がくれの朽木なれどこころは花になさばなりなむ 古今集 花に向かう時は、雑念を祓い、心は大空を舞うごとく生けたいと願う。

春の華やかさをいけばなで現しました。

季節の移ろいは、冬から春へまるで駆け足なように走り去ってゆこうとしている。 儚い人の世を、季節の花の中に見る思いです。

白木蓮の花が綺麗です。

通りすがりの道沿いに、今を盛りに白木蓮、紫木蓮、サラサ木蓮が咲き競っています。白木蓮を一枝活けてみました。

春風を聴く

木瓜の花は終わろうとしています。 春を惜しむように。 木瓜の枝は弄るなと、昔、恩師に叱られたことがあります。 あるがままに、一枝をヒョイと放り込んで生けられたらと。 思うにまかせぬ人の道、華の道も変わらぬ試行錯誤にもがいています。

待ち侘びる春の到来

シンピジュウムとピンクのかすみ草、米柳を取り合わせ、華やかな春を連想させる花を生けました。 庭の紅梅、一枝が天地人の流儀花をかたどっていました。 残りの花材で、庭の一ツ葉の面白い形をいけ合わせてみました。

春まだ浅く、花屋の花と庭に咲いたまんさくを生けました。

春待つ花を生けました。

お正月も十五日で終わり、春を待つ気持ちを花で現しました。 近くの里山に咲いている檀(まゆみ)の実が見事でした。 オリエンタルリリーの大輪(28センチ)余りあります。

明けましておめでとうございます。

お正月のお花は、クリスマスの花材をお正月のあ花に入れ替えたものです。 小品は、床の間と玄関に生けました。

クリスマスの花 大作と小品

クリスマスの花を、エントランスに古木を組んで華やかな作品を生けました。 孫達のために小品を二点生けました。

ゆく秋を生ける

昨年末に、知り合いのギャラリーでいけばな展を開催しました。小品ばかりですが、季節を生けるという楽しい花を、展開してゆきたいと思っています。